過去ログ - 【艦これ】那智「皆に慕われる提督」
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30: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/03(金) 21:44:59.07 ID:WM+Xu6p70
軽巡ツ級「……分かりました、すみません」

深海提督「よし。分かればいいんだ。では、それらの鎮守府を潰す編成は、戦艦ル級が2隻、空母ヲ級、軽空母ヌ級、重巡リ級、軽巡ホ級が1隻ずつだ。

     戦艦ル級が旗艦。その旗艦の錬度はflagship。それ以外の者はelite。状況によっては編成の変更も構わん」

軽巡ツ級「了解しました」

深海提督「戦艦タ級は使うな。まだ傷が完治していない。それと、状況による編成の変更は構わないが、空母を3隻以上入れるのはやめろ」

軽巡ツ級「はい」

 ツ級は深海提督の言っていた事を言葉に出して反芻しながら、執務室を出た。それを見ると深海提督はふぅ、と深呼吸をして腕を上に伸ばす。すると、

ドアが3回ノックされた。

深海提督「入れ」

 深海提督の返事に応えて執務室へ入ってきたのは、装甲空母姫だった。

装甲空母姫「ごきげんよう」

深海提督「空姫(そらひめ:装甲空母姫の略称)か。どうかしたのか?」

装甲空母姫「いいえ、別に?ただ、様子を見に来ただけよ」

深海提督「そうかい」

 装甲空母姫は、机の上に載っていた各鎮守府の戦力がデータ化された書類を見る。

装甲空母姫「また、鎮守府を潰すの?」

深海提督「ああ。この深海鎮守府にの場所を突き止めて、ここを強襲するであろう艦隊をその鎮守府ごと潰す。それが、俺がここに来た時に最初に決めた、

     方針の1つだ」

装甲空母姫「まあ、貴方の言う事に異論はないけれど。でも、このナンバー1の鎮守府を頑なにつぶさない理由は?」

 装甲空母姫は、書類の一番上の紙をひらひらと揺らす。その書類に書かれている鎮守府は、何か月も連続でナンバー1の座に就いている鎮守府である。

だが、深海提督はその鎮守府を狙おうとした事はまだ一度も無かった。


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