過去ログ - 【艦これ】那智「皆に慕われる提督」
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54: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/05(日) 21:34:46.23 ID:HEYVl99g0
艦隊の最前部で提督の話を聞いていた那智は、心の中でだけ思う。
那智(まさか、提督が海を平和にしたいと心から願うのは、死んでしまった者達の無念を晴らすために、か?)
提督の傍で話を聞いていた龍驤は、場の雰囲気を和ませようと話を別に逸らす。
龍驤「と、ところで第二艦隊の皆は?見当たらへんけど…」
龍驤の言葉が雰囲気を和ませるものだとわかっていたが、提督は答えた。
提督「ああ、第二艦隊の皆は先に行かせたよ。先回りをさせたんだ」
龍驤「?」
龍驤はさらに問おうと思ったが、そこで長門の言葉が響く。
長門「敵影発見!距離、約10000!」
全員「!」
全員に緊張が走る。第4艦隊の金剛達は、提督を護ろうとするために互いの距離を縮める。さらに、長門の言葉が続く。
長門「敵数……12!艦種は、装甲空母鬼1、戦艦棲姫2、空母棲姫1、港湾棲姫1、空母水鬼1、戦艦レ級1、飛行場姫1、護衛要塞4!」
その言葉は、奇妙過ぎた。
金剛「What!?12!?」
川内「どういう事よ!?何であっちの艦隊が12隻もいるの!?」
川内の言葉を聞いて、那智は冷静に考えて答える。
那智「恐らく、奴らもも連合艦隊を組んできたのだろう。自分たちの拠点を護るために」
古鷹「そんな…深海棲艦がそんな戦い方を…?」
あり得ない話ではない。提督も、いずれはこのような事が起こると思っていた。
那智「無線封鎖解除!各艦隊空母は、艦載機を発艦せよ!」
那智の命令に、第一、第三、第四艦隊の空母達は艦載機を各々の方法で発艦させる。その傍らで、提督は無線で何かを話しこんでいた。
そして、様々な艦載機が敵艦隊に向かって飛んでゆく。だが、敵艦隊の護衛要塞、空母勢も最新鋭艦載機を飛ばしてきて迎撃をする。
数十秒の間、上空で多数の爆発と火花が発せられた。
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