過去ログ - 【艦これ】那智「皆に慕われる提督」
↓ 1- 覧 板 20
84: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/08(水) 21:19:59.17 ID:IWPYzv9w0
深海提督の話が終わった時、時刻は既に日の出を過ぎていた。
太陽の光が、深海提督達のいる海の上を照らしている。
深海提督「………これが、俺の理由だ」
85: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/08(水) 21:40:07.38 ID:IWPYzv9w0
艦娘達は、一斉に提督の方を振り返る。そして、提督は何も言い返せない。
深海提督「………本当に、違うと思うのならばここで言い返せるのだろうが、ここでお前が言い返さないと言う事は、図星だと言う事だな?」
提督「…………………………………………………」
86: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/08(水) 21:57:47.95 ID:IWPYzv9w0
その言葉に、そこにいた艦娘達の全員が顔をはっと上げる。そこで、そこまで俯いていた提督は、唇を開く。
提督「……………………もう、いい」
深海提督「……………」
87: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/08(水) 22:12:46.42 ID:IWPYzv9w0
蒼龍は、海の中でもがきながら、自分を海へ引きずり込んだ者の正体を確かめようと辺りを見回す。
そうしようとしたところで、眼前に潜水ソ級の顔が映り込んだ。
蒼龍「!?」
88: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/08(水) 22:26:32.84 ID:IWPYzv9w0
天龍「ごちゃごちゃうっせーぞォ!!」
89: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/08(水) 22:44:26.30 ID:IWPYzv9w0
龍田「よっくも、天龍ちゃんをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
その声の主、龍田は持っていた薙刀を深海提督に向かって投擲する。
だが、それを見ても深海提督は動じずに拾った刀を縦に構えて、飛んできた薙刀を弾き返す。
90: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/08(水) 23:04:57.22 ID:IWPYzv9w0
艦娘は、艤装を装備している限り、自らの体に受けた傷は己の艤装へのダメージとして転換され、それでもダメージを吸収しきれない場合には、
自らの服が破れる。つまり、艦娘が戦場で出血する事はほとんど無い。
だが、天龍とゴーヤは深海提督の攻撃を受けて、血を流している。本来ならば、あり得ない事だった。
91: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/08(水) 23:17:13.43 ID:IWPYzv9w0
金切り声が収まると、古鷹は倒れこんだ。
深海提督はそれを見て、次は那智の方を向く。
深海提督「次はお前を―」
92: ◆aKZmxL4TCc[saga]
2015/07/08(水) 23:18:42.18 ID:IWPYzv9w0
今日はここまでにします。
また明日、投下していきます。
それではまた明日。
93:名無しNIPPER[sage]
2015/07/08(水) 23:21:39.01 ID:Sui8Kxhh0
乙でした
自分も最近の駆逐艦だと偶にやらかすわ
145Res/122.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。