過去ログ - 紬「とある日曜日に」
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1: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:23:42.09 ID:KTS1N5hb0
ムギちゃんお誕生日おめでとうSSですよ。

それではレッツゴーです。

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2: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:25:01.49 ID:KTS1N5hb0
紬「しゃらんらしゃらんら♪」

今日は日曜日。

私は一人、街を歩いています。
以下略



3: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:27:32.25 ID:KTS1N5hb0
紬「こんにちは〜。
えっと、曽我部先輩……ですよね?」

恵「──あら? あなたは……
軽音部の琴吹さん?
以下略



4: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:30:06.25 ID:KTS1N5hb0
─────────────────────

あとで人と待ち合わせをしているらしい曽我部先輩は、早目に街に出てきて時間つぶしをしていたらしいの。

『立ち話もなんだし、よかったらどこかに入らない?』と曽我部先輩に誘われ、近くの喫茶店に入った私たち。
以下略



5: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:32:16.06 ID:KTS1N5hb0
紬「うふふっ、私、学校の先輩とこんな風にお店に入るのって初めてなんです。
なんだかとっても楽しくって♪」

恵「あら、そうなの?」

以下略



6: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:33:39.69 ID:KTS1N5hb0
恵「ところで、一人……なのよね? なんだかめずらしいわ」

紬「そうですか?」

恵「ええ。
以下略



7: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:35:32.66 ID:KTS1N5hb0
恵「──なるほど。
良いわね、そういうのって……」

紬「あっ、でもでも、唯ちゃんたちには内緒ですよ?」

以下略



8: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:36:48.97 ID:KTS1N5hb0
恵「ところで、澪たんは元気?」

紬「はい、とっても元気ですよ〜」

恵「相変わらず可愛くて綺麗?」
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9: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:38:49.32 ID:KTS1N5hb0
恵「ああっ、澪たんが恋しいなぁ。
大学生活もとっても楽しくはあるんだけど、澪たんほどの魅力を持った人は居ないのよね」

紬「確かにそうかもしれないですね。
澪ちゃんもですし、唯ちゃんもりっちゃんも梓ちゃんも、みんなみんな魅力の塊ですからっ」フンス!
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10: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:40:26.05 ID:KTS1N5hb0
恵「ええ」

……たぶん、気を使って頂いたのだと思います。

紬「うふふっ、ありがとうございます♪」
以下略



11: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:44:27.77 ID:KTS1N5hb0
紬「?」

私は周りに意識を向けてみました。

すると。
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12: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:46:02.86 ID:KTS1N5hb0
紬「うふふ、ありがとうございますっ♪」

曽我部「えっ?」

紬「曽我部先輩は美人さんですから、一緒に居る私もそんな風に見えるんですね」ウンウン
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13: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:47:50.12 ID:KTS1N5hb0
恵「……う〜ん。
本気でそう思っているのがわかるから、逆になにも言えないわね」

苦笑する曽我部先輩。

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14: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:49:06.53 ID:KTS1N5hb0
恵「……私ね、あなたたちと出会えてよかったなって思ってるの」

紬「えっ?」

恵「澪たんにとことんハマってた日々は凄く楽しかったし、
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15: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:52:01.69 ID:KTS1N5hb0
恵「でも、思うのよ。
もしもあなたたちと出会えなかった高校生活は──それでも幸せなものではあったのでしょうけど──
今思い返して感じるほどの、ここまでの充実感は無かったんだろうなって」

そっと目を閉じる曽我部先輩は、なにを見ているのかな……?
以下略



16: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:53:24.02 ID:KTS1N5hb0
恵「まあ『あなたたち』とは言っても、やっぱり今でも私にとっての一番は断トツで澪たんなんだけどねっ!」

紬「……良いなぁ」

気が付いたら、私はつぶやいていたの。
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17: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:55:37.89 ID:KTS1N5hb0
恵「ええ。琴吹さんも、凄く楽しそうに生きているように感じるわ。
そうね……私見だけれど、軽音部の子の中では一番」

確かにそうです。

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18: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:57:20.62 ID:KTS1N5hb0
─────────────────────

お店を出ました。

時間を確認したら、結構長くお店に居たみたい。
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19: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:59:26.36 ID:KTS1N5hb0
恵「その代わりにという訳ではないけれど、約束の澪たんのお宝画像、あとで絶対絶対ぜぇーったいによろしくねっ!?」

紬「はいっ! もちろんです〜♪」

私と曽我部先輩はメルアドの交換もしました。
以下略



20: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 07:00:31.85 ID:KTS1N5hb0
紬(私も大学生になったら、あんな風になれるのかなぁ?)

ふと思ったけれど、でも、先の事よりも今が大切。

今を大切に過ごした先に……
以下略



21: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 07:02:09.28 ID:KTS1N5hb0
紬「──よぉしっ!」ムンッ!

私も歩き出します。最初の目的のお店に向かって。

良い紅茶やお菓子があったら、たくさん買っちゃおうっ。
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