過去ログ - 電ですが、鎮守府の空気が最悪なのです
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◆hJ5a7d.jWc
[saga]
2015/09/21(月) 09:06:12.64 ID:H6ySCzUl0
赤城さんは背中に手をやると、背負った矢筒の中から「彼女」を見せびらかすように私たちの前へ差し出しました。
隼鷹「お、おい……あれは、妖精さんのエラー娘!?」
足柄「近頃見ないと思ったら、赤城のやつが捕まえていたっていうの!?」
赤城「そう、このエラー娘は鎮守府の妖精さん全ての頂点に立つ、いわば妖精王とでも言うべき存在です」
赤城「妖精さんは鎮守府のそこかしこへネズミのようにはびこり、あらゆる雑務を任され、仕事のために様々な場所へ入る権限を持っています」
赤城「鎮守府における妖精さんの利用価値を私は初めから気付いていました。この子を捕らえてから、妖精さんは私の意のままです」
赤城「倉庫の鍵を開けさせ、資源を運び出すこともできる。間宮アイスが注文されたことを聞き出し、密かに奪うこともできる」
赤城「この作戦のことも妖精さんから聞き出し、私が提督に伝えました。ま、ギリギリのタイミングでしたけどね」
赤城「妖精さんの様子がおかしいことに気付かなければ危なかった。きっと、この子たちはあなたたちに私を倒してほしかったんでしょう」
赤城「目の前でお仲間を3匹ほど食い千切ってあげたら、ようやくしゃべってくれました。『電号作戦』と呼ばれるものの全てをね」
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