過去ログ - 電ですが、鎮守府の空気が最悪なのです
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929: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:08:18.24 ID:H6ySCzUl0

そうです、私たちは急いで鎮守府に戻らなくてはなりません。そうしなければ、鎮守府にいるみんなが全滅してしまいます。

だけど、赤城さんを放置するわけにはいかない。もし赤城さんまで鎮守府に攻めてきたら、それこそ絶対絶命です。

以下略



930: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:09:03.60 ID:H6ySCzUl0

頭の上に温かい手が置かれ、その安心感に昂っていた感情がすっと冷えていきます。

隼鷹「……電ちゃん。あいつの様子からして、あたしたちの計画までは漏れてないと思わない?」

以下略



931: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:09:32.13 ID:H6ySCzUl0

大和「じゅ、隼鷹さん、赤城と一騎打ちを挑むつもりですか!? いくらあなたでも、無茶です!」

足柄「私たちが助けに戻ってこれる保証だってないのよ! やっぱり全員で赤城を……」

以下略



932: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:10:15.49 ID:H6ySCzUl0

隼鷹さんを1人残し、私たちは鎮守府へと最速で航行します。赤城さんが追撃してくる気配はありません。

私たちが戻るまで、約10分。それまで、みんなには何としても持ちこたえてもらわなければなりません。

以下略



933: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:10:50.96 ID:H6ySCzUl0

高雄『ええっ! 私たちもですか!?』

愛宕『あの、私たち演習すらしたことないんですけど!』

以下略



934: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:11:22.81 ID:H6ySCzUl0
電「なら、通路を利用してゲリラ戦を仕掛けてください! 倒すことは考えず、とにかく撹乱して時間を稼いでください! お願い、持ちこたえて!」

不知火『かしこまりました! 皆の者、聞こえたな! 行くぞ、サンダーボルト艦隊の真の力を見せるのだ!』

電「あとは……龍驤さん! 艦載機はまだ残っていますか!」
以下略



935: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:11:57.94 ID:H6ySCzUl0

電たちが争乱の鎮守府へと向かう中、もう1つの戦いが火蓋を切ろうとしていた。

悠然と佇むのは栄光の第一航空戦隊、初代旗艦。正規空母、赤城。

以下略



936: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:12:36.00 ID:H6ySCzUl0

隼鷹「なるほどね。つまりお前は、あたしたちの誰でもいいから、主力級のやつを食ってみたかったというわけ?」

赤城「そうなんです。一番食べたかったのは大和さんですが、彼女の相手は正直なところ少々骨が折れます」

以下略



937: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:14:33.90 ID:H6ySCzUl0

隼鷹「お前を殺す。たとえ髪の毛1本になってでも、お前の息の根を止めてやる」

赤城「それは叶いません。なぜなら、あなたは髪の毛1本残さず、私に食べられてしまいますから」

以下略



938: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:15:02.96 ID:H6ySCzUl0

赤城「……腹が減ったな」

赤城がゆっくりと手を広げ、空を覆い尽くしたのは総数82機の艦載機。

以下略



939: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/21(月) 09:15:41.12 ID:H6ySCzUl0

赤城「痴れ者が! 下等な軽空母の羽虫のごとき艦載機で、この赤城に触れられると思うなよ!」

本性をさらけ出した赤城に慈悲はない。鬼の形相を隠すこともなく、赤城は艦載機たちに迎撃の名を下す。

以下略



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