過去ログ - 京介「別れよう」 黒猫「え……」
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116:名無しNIPPER[saga]
2015/07/09(木) 21:08:28.57 ID:qU5Gp0AYo
桐乃「そんで悩みってなに? ひなちゃんのコトなら全力で協力するわよ」
黒猫「その……日向はいま反抗期を迎えているのよ。それ自体は丁度そういった年齢になっているのだから問題ではないのだけれど……」
桐乃「中一よね。親や兄貴が死ぬほどウザくてどうしようもない時期だったかな〜」
京介「おまえの俺への反抗? は少し特殊だった気がするけどな」
桐乃「うっさい」
黒猫「続けてもいいかしら? 本来第二反抗期と言うものは慣習や権威に対して反発するものだわ。だから日向に躾をする立場にある親に対して反抗するのなら分かるのだけれど、ずっと日向の味方で居た筈の私もなぜかその対象に入っているみたいなの」
京介「黒猫は決まり事に結構厳しいから、どこかで日向ちゃんにああしなさいこうしなさいって言ってたんじゃないか?」
黒猫「親の目が届かない部分に対してその様な事をしていたのは確かだわ。でも今までは私への反発は大したものではなかったのよ」
桐乃「ひどくなったってコト?」
黒猫「ええ。……一昨日の朝から急に私への態度がきついものになって、下手をすると親よりも私への当たりの方が強いわね」
桐乃「それって兄貴が泊まった翌朝だよね? 前の晩にナニかしたんじゃないのぉ〜?」
黒猫「な、な、な、何もしてないわ」
桐乃「めっちゃキョドってるじゃん。はぁ〜、それじゃひなちゃんが怒るのも無理ないよね」
京介「やっぱアレが原因か?」
桐乃「それしか考えられないっしょ! 例えばあんたらがここでエッチして、あたしが自分の部屋にいたとして」
黒猫「う……」
桐乃「どんな顔して会えばいいんだかって話だっての。それにひなちゃんはまだ中学生なんだよ? 何をしてるのか何となくでも分かり始めていて、それで大好きな姉とどっかの馬の骨がそんなコトしてたら――」
京介「俺は割と日向ちゃんに受け入れられてると思うんだけどなあ」
桐乃「――多感な時期だし、もう恥ずかしいやら気持ち悪いやらで、以前と同じ態度でいられるワケないじゃん」
黒猫「ど、どうすれば良いのかしら……? これでは余計に接しづらくなっただけだわ」
桐乃「扱いの難しい話題だし、どうがいいのかなぁ? 開き直るか放置しとくしかないんじゃない?」
黒猫「出来ればどちらも選択したくないわね」
京介「日向ちゃんが実際にはどう思っているのか分かれば、何か対策の取りようもありそうだけどな」
桐乃「あ、じゃあ歳の近い子に聞けばいいじゃん?」
京介「誰か心当たりが居るのか?」
桐乃「いるいる! じゃあ早速連絡しちゃおう!」
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