過去ログ - 京介「別れよう」 黒猫「え……」
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49:名無しNIPPER[saga]
2015/07/08(水) 19:14:21.01 ID:Xa0P4W41o
沙織「ふむ、現状は分かり申した。それで、京介氏はどのようにされたいのですかな」
京介「俺は……都合が良いとは分かってるけど、出来ればまた黒猫と付き合いたい。俺はまだ黒猫を愛しているんだ」
黒猫「京介……」
沙織「しかしその場合、あやせ殿とそのお子はどうするつもりでござるか? 経緯がどうであろうとも、産まれてくる子に罪は無いでござるよ」
京介「これを言ったらみんなには軽蔑されるだろうが、俺はあやせに子どもを産んで欲しくない。出来れば堕胎して欲しいと思っている」
桐乃「……ま、そーなるよね」
沙織「ううむ。中絶に関しては難しい部分が多すぎて何とも言えないでござるよ」
京介「現実的な話をするなら、まず俺とあやせの社会的地位を考えると結婚は早すぎる。そして金がない。親の許可が得られるとは思えない。今のまともじゃないあやせに子育てが出来るとは思えない。そして何より、俺は、あやせの子どもを愛せる自信がない」
桐乃「半分は自分の血が入ってるのに最後のそれは無責任じゃない?」
京介「あやせがどれだけ俺を求めてくれていても、俺からあやせを求めた事は一度もない。俺はあやせに対して憎しみしか持ってないんだよ」
桐乃「妊娠させるほどエッチをしといて、ほんっと男って都合が良い生き物だね」
沙織「そこの部分については、先のお話ですときりりん氏を人質に取られていたようなものですから、京介氏としては従わざるを得なかったのでしょう」
桐乃「むぅ。でもあたしは海外にいたんだし、人質としての確実性には欠けるよーな」
沙織「それについては何かしらの方法があったのかもしれませんが、それよりも、仮にきりりん氏が対象になり得なければ恐らく次に狙われたのは麻奈実殿であったと思われます」
京介「なんだとっ!?」
沙織「例え話ですから落ち着いてください。京介氏にとっては黒猫氏やきりりん氏が何にも代え難い大切な存在でありましょうが、麻奈実殿はそれに近しい存在でありますから可能性としては充分に考えられるでござるよ」
桐乃「なるほど。結果はどの道一緒だったってコトなのね」
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