過去ログ - 京介「別れよう」 黒猫「え……」
1- 20
52:名無しNIPPER[saga]
2015/07/08(水) 19:19:50.41 ID:Xa0P4W41o

京介「人にはそれぞれのペースってもんがあるんだ。俺は、黒猫が極端に性的な事に弱いと知っているから、こいつの想いが俺に追い付くのを待ってただけだ」

桐乃「それは違う。黒猫には勇気と覚悟が足りなかったのと、エッチしなくても大丈夫っていう慢心があった。兄貴は、嫌われたくないから思いやりとか優しさとかを言い訳に逃げてただけ。だからあやせにつけ込まれたのよ」

黒猫「耳が痛いわね」

京介「確かに桐乃の言う通りかもしれないが、それは恋人同士の問題なんだからさ」

沙織「しかし一般的に一年近く何も無しというのは、いかにも長すぎるでござるよ」

桐乃「うん。だからさ、今日の話し合いはここまでにしとこ? 続きは明日ね」

京介「おいおい、まだ何も決まってないぞ」

桐乃「あんたたちは今日エッチするコト。これは命令よ!」

京介・黒猫『はあ?』

桐乃「いくらお互いに愛し合っていたって、確かなものがなくちゃ、いざって時に拠り所が無くて分解するだけよ」

京介「俺たちの気持ちはガン無視かよ」

桐乃「じゃあ兄貴は黒猫とエッチしたくないってゆーの?」

京介「そんなのずっとしたかったに決まってるだろ。男なんてそんなもんだ」

桐乃「黒猫は?」

黒猫「……あなたたちが知らないだけで、私達は何度かその様なチャンスに恵まれていたわ。ただ、私が恥ずかしがって未遂に終わっていただけよ」

沙織「つまり黒猫氏も同じ気持ちであると」

桐乃「んじゃ問題ないじゃん? 後押しする存在があればオッケーなだけだったのよ。それがあたしの役目ね!」

京介「い、いや。しかし……」

桐乃「はいはい決まり決まり。んじゃ沙織行きましょ。久しぶりだからアキバで変化があった所を案内して」

沙織「承知仕りました。では早速参りましょう。お二人とも、また明日でござる」

桐乃「んじゃーねー」

手を振りながら桐乃と沙織は部屋から出て行く。後に残された俺たちは呆気にとられたままだ。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
535Res/547.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice