過去ログ - 兄「俺が死んだらどう思う?」妹「死なないじゃん」
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22:名無しNIPPER
2015/07/10(金) 13:04:02.42 ID:q68dzg4YO
女「…家族は大事だな、それはわかってる」

兄(えなにこの空気、地雷踏んだの俺?)

女「……」モグモグ

兄「え、えっと〜なんだその、あれだ! そろそろ聞いちゃってもいいかなー? 巾着袋のことさ〜?」オドオド

女「う、うむ。それは平気だ、オマエが私の家来であるかぎり絶対に完遂させてみせようではないか」

兄(家来…?)

兄「まあ見つけてくれるって言うのなら文句もないけど…こうやってのんびり飯食ってて良いのか?」

女「大丈夫じゃないな」

兄「オイ…」

女「いや、オマエの巾着袋は大丈夫だぞ。既に我が一族に仕える家来が人狼家の連中の車を確保してるだろう…」

兄「えっ?」

女「場合によっては破壊されてる可能性もあるが、それはいい。爆破はするなと命令している、巾着袋は無事に違いない」カチャン


女「──大丈夫じゃないと言ったのは、つまり、私がここに居るということだ」


兄「つ、つまり?」

女「私には目的がある。だからこうやって助けを呼ばずオマエの側にいるのだ、そもそも私は【外に出てはいけない身体】なのだから」

兄「…………」

女「我が一族に伝わる言葉があるのだ。それは【決して太陽を見ては駄目】というもの」

女「…私はこの世に生を受けて未だかつて、太陽たるものを拝んだことがない。おかしな話だろう? 私は今までずっと城に閉じ込められていた…」




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