13: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:13:14.89 ID:zO9w/KdL0
P「(なっちゃんの顔が、耳まで赤く染まる)」
P「(酒の力以外の何かが働いているのは明白だった)」
茄子「私にとってP君は、とっても気の合うお友達。そして、恩人でもありました」
14: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:16:04.06 ID:zO9w/KdL0
P「………」
P「(なっちゃんの悩み事が俺に関係しているかもしれないと言われた時から、なんとなくその可能性はあると予想していた)」
P「(けれど、いざはっきりと告白されると、やはり驚きが大きいものだった)」
15: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:18:36.32 ID:zO9w/KdL0
P「そうか」
茄子「……驚かないんですね」
P「驚いてるよ。でも、まったく想定していなかった事態じゃなかったから」
16: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:25:03.94 ID:zO9w/KdL0
P「と、普通のプロデューサーならそう言うのかもしれないけど」
茄子「え?」
P「あいにく俺は元不良だから、根っこのところは普通じゃないんだ」
17: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:32:05.17 ID:zO9w/KdL0
茄子「なら、聞きます」
茄子「P君。私は、変わりましたよね」
P「ああ、きれいになった」
18: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:34:29.39 ID:zO9w/KdL0
P「当ててみるか?」
P「俺がなっちゃんのこと、女の子として好きか、そうじゃないか」
P「なっちゃんの得意な、選択式の問題だ」
19: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:37:48.28 ID:zO9w/KdL0
P「だったら、俺がその手を引いてやる。あの時みたいにな」
茄子「あっ……」
P「俺の手、汗かいてるだろ。緊張してるんだ」
20: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:40:13.36 ID:zO9w/KdL0
茄子「……このくらいが、限界かな」
P「やっぱり、なっちゃんは賢いな」
茄子「わがままだけど……私、まだアイドル続けたいですから」
21: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:42:45.88 ID:zO9w/KdL0
茄子「P君、P君」
P「なんだ?」
茄子「好きです」
22: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:44:42.55 ID:zO9w/KdL0
P「(こうして、俺となっちゃんは互いの想いを確かめ合い……一応、恋人関係となった)」
P「(一応というのは、もちろん大幅な制限がかけられた恋愛であるからだ)」
P「(仕事柄、他人に絶対バレてはいけない秘密の共有。それが逆に、俺達の間の絆を一層深める――)」
23: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/07/11(土) 21:46:45.72 ID:zO9w/KdL0
とある休日
光「ワンダバダバダバ♪ワンダバダバダバ♪」
38Res/16.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。