12: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:10:16.04 ID:8Z6YPA7jo
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「おはようござ……」
13: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:11:56.56 ID:8Z6YPA7jo
「おら、もうおしまい。あー、仕事前に疲れるとか意味が分からん」
そう言って2人を降ろしたプロデューサーが、軽く肩を回している。
14: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:13:14.12 ID:8Z6YPA7jo
「んん?兄ちゃんは何を言ってるのかな」
「亜美たちはただ兄ちゃんで遊んでただけだよ?」
15: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:13:53.02 ID:8Z6YPA7jo
プロデューサーがちらっとこちらを見た気がする。
私にも何かを伝えようとしているのかな。
「いい歳した大人でも珍しくない反応だからな。むしろ、昨日の今日で切り替えて行動できるお前らは凄いよ」
16: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:17:08.11 ID:8Z6YPA7jo
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ソファーでお茶を飲んでいると社長室に呼び出されました。
17: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:17:34.64 ID:8Z6YPA7jo
「私はそうは思わないがね。君ならば大丈夫だろう」
「……とりあえず話し合ってみます。雪歩、後で屋上に来てくれ」
18: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:18:30.38 ID:8Z6YPA7jo
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19: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:19:48.83 ID:8Z6YPA7jo
プロデューサーはその場を動かずに告げる。
私との距離は随分とあって、そのお陰で落ち着いて話ができました。
「そ、そんな断るだなんて」
20: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:21:34.93 ID:8Z6YPA7jo
「答える前に一つ質問。俺、怖い?」
そう言うとプロデューサーは体を起こし、こちらにゆっくりと歩いてきます。
今まで逆光で見えなかった顔が、はっきりと見えるようになりました。
21: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:22:33.66 ID:8Z6YPA7jo
「怖いけど逃げたくない、か。ちょっと過小評価してたみたいだな」
少しずつ近づいてくるプロデューサーにどうしても体がこわばってしまう。
思わず目を閉じそうになったとき、プロデューサーが足を止めた。
22: ◆Hnf2jpSB.k[sage saga]
2015/07/11(土) 23:30:46.25 ID:8Z6YPA7jo
とりあえず推敲が終わっているところまで
ちょっと長めにこんな感じのが続くと思います
読んでくれる人がいたならば、また近いうちに
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