39:みお ◆skOdBilCbI[saga]
2015/07/28(火) 22:39:23.94 ID:QgE/oHqYo
纏まらない考えを巡らせているうちに、部屋をノックする音が聞こえた
ペトラ「失礼します、、」
特に何もない部屋で、元は誰かのものであったのだろう机と寝床があるくらいだった
それで充分だった。部屋に入るなり俺の傍に寄り添うようにする彼女もいつも通りで、それを抱きしめ返すことも
リヴァイ「ペトラ、さっきの話の続きだが俺はお前に、」
喋り終える前に唇を塞がれた
そのままベッドに雪崩込むように押し倒されてからの彼女はいつもよりも積極的で、
ペトラ「あなたに、こうしていいのは私だけですか?」
リヴァイ「ああ」
ペトラ「手を繋いでくれるのも?」
リヴァイ「お前にしかする訳がないだろう」
ペトラ「私が許すのも、触れていいのも、あなただけですから。だからもう、たくさんもらってるんですよ?」
リヴァイ「俺は、自分の欲しいものしか、、、」
ペトラ「私が欲しいなら、縛り付けててください」
リヴァイ「なら、、お前もそうしろ」
聞こえないように、密やかにしながらも響く水音と吐息と。声を漏らさないようにとしているペトラの姿に愛おしさが増した
必要な約束と想いは初めからそこにあって
事を終えて眠りに蹲る彼女に、小声でそっと告げた言葉
聞こえたのかどうかはわからない、どちらでもよかった
その日が来れば叶うのだから
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