46:みお ◆skOdBilCbI[saga]
2015/07/31(金) 21:46:31.78 ID:RR7q4mBto
エルヴィン「遅いぞリヴァイ」
リヴァイ「ああ、すまん。ガキは起きたのか?」
エルヴィン「いや、まだだ」
リヴァイ「なら、問題ないだろう」
エルヴィン「、、、飼い猫にでも噛まれたか?」
リヴァイ「あ?」
何を行ってやがる?
首筋をトントンと指で指すジェスチャーをされた
そうか、噛まれたかもな
あちこちが鈍く痛む
リヴァイ「いや、猫というより、小鳥だな」
実際見えないからよくわからんが気休めに襟を直す
エルヴィン「小鳥?」
リヴァイ「ああ、俺もな。揃って鳥籠の中で狂ったように喚いて、やっと居場所と相手を見つけたのに突きあって互いに羽根を失くして、一生空が飛べなくなった小鳥」
エルヴィン「ふむ、お前にしては面白い表現だ」
リヴァイ「お前にしては、は余計だ」
エルヴィン「ふっ。その小鳥は籠の中に居たいのか?出たがっているのか?」
リヴァイ「どうだかな。どちらにしろ、鍵はもう見つからんだろう」
エルヴィン「鍵、、、か」
チャラ
リヴァイ「なんだそれは」
エルヴィン「あの少年が持っていたものだ」
リヴァイ「チッ、、、俺には、関係ねえ、」
しまった、私事を喋りすぎたな
リヴァイ「いや。何でもない」
エルヴィン「嘘を手向けるようには、ならんようにな」
リヴァイ「なんの話だ」
エルヴィン「見えてないなら、聞いてやるべきだ」
リヴァイ「だから、なんの、、、いや、いい」
閉ざしているほうが楽だと
理由など、ほんとうは
……………ほしかったから
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