46: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/16(木) 00:33:19.36 ID:ZdmxBY5ao
―――その晩、やはり勇者は起き上がり外へと出た。
盗賊は行ったか、と溜息をつきながら彼もまた外出の準備をする。
魔王信仰者にバレてはいないだろうが、この宿屋を見張るくらいはせねばなるまい、と。
軽く身支度を済ませて、扉へ向かう。恐らく、魔法使いも外に居る事だろうし、二人で見張りをするのも良いだろう。
僧侶「……どこか、行くのですか?」
扉に手を掛けようとすると、逆に扉は一人でに開いて――居るはずのない人間が、顔を出した。
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