99: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/20(月) 23:22:56.72 ID:IVe03aaio
勢いでバッドエンドとか書いたけど、続きます(・ε・)
100:名無しNIPPER[sage]
2015/07/20(月) 23:42:12.56 ID:WXNkbrLko
続けろポッター
101:名無しNIPPER[sage]
2015/07/21(火) 03:14:46.45 ID:V6FLKzf+o
はよはよはよはよ
102:名無しNIPPER[sage]
2015/07/21(火) 05:10:52.75 ID:Ijg9IUqoo
よろしい、続けたまえ
僧侶はどうなったんだろ乙
103: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/23(木) 15:30:04.37 ID:Ut9bCkLSo
――――生きている。
盗賊「………生きている」
104: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/23(木) 15:30:31.40 ID:Ut9bCkLSo
盗賊「………っ! 蘇生魔法は!」
神父「心臓を貫かれていました。私が見つけた時には……既に、魂は天に召されておられた……」
105: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/23(木) 15:32:29.02 ID:Ut9bCkLSo
魔王城から少し離れた森の中、この教会はあった。
神父は自分たちが立ち寄った最後の街から逃げ出した、謂わば”真っ当”な神への信仰者だった。
最後の街はやはり魔王信仰者の巣窟であった事から、彼は教会を森の中に建てたそうだ。
106: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/23(木) 15:32:59.73 ID:Ut9bCkLSo
盗賊「此処は……魔王城の、近くだろう」
神父「心配はありません。これでも私、昔は勇者様のパーティとしてお仕えした身ですから」
107: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/23(木) 15:33:25.53 ID:Ut9bCkLSo
神父は古びたノートを自室から持って、盗賊へと差し出す。
その中身は彼の手記であり、旅の事が事細かに記されていた。
神父「………私の、旅は智将の前に為す術もなく、終わらされてしまったのです」
108: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/23(木) 15:33:52.24 ID:Ut9bCkLSo
神父「……魔王はそう易々と背後を取らせるとは思えません。それに、智将の呪いで殺せるかは分かりません」
「彼自身がそう言い張っていただけでしょう。それに呪いの発動後、使用者を呪う還元作用もございます」
「智将は呪いを自らの力に変える魔物。人間には死の呪いでも、彼には魔力源だったのでしょう……」
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