過去ログ - グリP「先輩と」モバP「先輩」
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11:名無しNIPPER[saga]
2015/07/16(木) 15:43:15.46 ID:d3Zd/SN00
モバP「泰葉がそこまで褒めるか」

泰葉「Pさんも知っているくせに、そんなことを言うんですか」

モバP「俺にとってのいちばんは泰葉で決まってるからな」

泰葉「……もう」

 そんなことを平然と言うからPさんはズルい。これがPさんでなかったら胡散臭いお世辞だと片付けられるのだけれど、本音で話しているだけだとわかるから、もう本当にズルい。言われる方の気持ちも考えて欲しいものだ。

モバP「だが、泰葉を抜きにして考えると、確かに周防桃子は凄かったな。それだけに、色々あったらしいがな。泰葉、お前とは違う意味で、な」

泰葉「……違うかどうかは、わかりませんけどね」

モバP「そうか。……まあ、俺も泰葉のことならなんでも知っているわけではないからな」

泰葉「なんでも知っていたら気持ち悪いですけどね」

モバP「俺は泰葉のことをなんでも知りたいけどな」

泰葉「気持ち悪いです」

モバP「ははは。許せ」

泰葉「許しません」

 ぷいっと私はそっぽを向く。Pさんは「ごめんごめん」と笑っている。もちろん私もそれほど怒っているわけではないし、それほど気持ち悪いとも思っていない。このやり取りはただの冗談に過ぎないのだ。信頼しているからこそできる、ただの、冗談。



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