183:名無しNIPPER[saga]
2015/08/13(木) 07:58:45.31 ID:O3hrO17f0
これは一種の賭けだった。
大質量に対し、星人とスーツ、どちらが耐えるかという事だ。
西は静かに目を瞑ると、けたたましい轟音と身に降りかかる木材の重量に必死で耐えた。
うまく行けば、田中星人達は一層できる。
あの巨鳥は生き残ってしまうかもしれないが、一体だけならまだ勝機はあるだろう。
銃だけは取り落とさないように固く握り締めた。
大きな瓦礫が西の頭上に落下した。
そのまま彼は下敷きになってしまう。
その時、スーツに所々取り付けられたボタンのようなパーツからドロリとジェルが溢れた。
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