418:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:35:52.61 ID:/pgbYHtA0
千手観音は私を見ていませんでした。
また灯籠が光ります。
反射的に身構えますが、狙いは私ではないようです。
419:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:36:51.56 ID:/pgbYHtA0
私のいた位置に液体がかかると、床があっという間に溶けて穴を穿ちました。
あんなものを食らったらーー、間違いなく死にます!
420:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:40:51.13 ID:/pgbYHtA0
余裕があるとか、そういう次元ではなく、本当に私など敵ではないと認識しているのでしょう。
ーーーそうはいくものですか!!
421:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:42:50.32 ID:/pgbYHtA0
荒い息をしている私を、仏像を片付けたメンバーが見つめていました。
北条「す、すげえ…」
422:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:43:45.23 ID:/pgbYHtA0
私の話を聞いたのか聞いていないのか、私は穂乃果に抱きしめられていました。
海未「ほっ、穂乃果!?」
423:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:44:41.23 ID:/pgbYHtA0
北条さんがおずおずと口を開きました。
私はハッとしました。
転送が始まっていないのです。
424:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:45:40.23 ID:/pgbYHtA0
五体満足となった千手観音が、私達を見下ろします。
もう油断はしてくれないようです。
二本の剣、二個の灯籠、そして左手の水瓶。
425:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:46:34.80 ID:/pgbYHtA0
逃げるしかない。
私は確信しました。
他のメンバーに伝えようと視線を動かすと、誰かがこちらに走ってくるのに気づきました。
426:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:47:15.15 ID:/pgbYHtA0
北条「あのデブ! 考えなしに突っ込みやがって!」
桜丘「で、でも不意打ちにはなったんじゃない?」
427:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:48:22.08 ID:/pgbYHtA0
千手の両足、腹部、胸部と次々に爆散していきます。
東郷さんが叫びました。
428:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 15:49:19.46 ID:/pgbYHtA0
千手戦スタート。
今のところほのうみです。あくまで今のところは
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