6:名無しNIPPER[saga]
2015/07/19(日) 00:46:57.93 ID:pI9Uetaa0
周囲には多くの人々がいましたが、皆見て見ぬ振りを決め込んでいます。
世も末です。
その時、電車の到着を告げるアナウンスが響きました。
7:名無しNIPPER
2015/07/19(日) 00:49:36.49 ID:pI9Uetaa0
穂乃果は下半身です。
予想以上に軽いものでした。
栄養状態が良くないのでしょう。
とにかく助かりました。並の男性の体重であれば、2人の力でも動かすことは容易ではありません。
8:名無しNIPPER[saga]
2015/07/19(日) 00:50:20.13 ID:pI9Uetaa0
9:名無しNIPPER[saga]
2015/07/19(日) 00:52:38.98 ID:pI9Uetaa0
第1章・ねぎ星人
「また来た…」
10:名無しNIPPER[saga]
2015/07/19(日) 00:53:26.19 ID:pI9Uetaa0
穂乃果「海未ちゃん……」
穂乃果が不安そうに私のそばに寄りました。
11:名無しNIPPER[saga]
2015/07/19(日) 01:13:09.54 ID:pI9Uetaa0
険悪な雰囲気を感じ取ったのか、眼鏡の男性が場を収めようとします。
「み、皆さん。とにかく自己紹介しましょう。僕は山田です。小学校の教師やってます。スクーター乗ってて事故っちゃって……それで気づいたらこの部屋に」
12:名無しNIPPER[saga]
2015/07/19(日) 01:13:57.97 ID:pI9Uetaa0
「ん、俺? 稲森。俺も事故って気づいたらここ」
山田「重傷者が集められたんですかね…?」
13:名無しNIPPER[saga]
2015/07/19(日) 01:14:39.88 ID:pI9Uetaa0
窓からは東京タワーが見えました。
東京都内なら、帰れないことはないでしょう。
玄関に向かおうとすると、山田さんが笑いました。
14:名無しNIPPER[saga]
2015/07/19(日) 01:20:54.81 ID:pI9Uetaa0
この部屋にはもう一人、人間がいました。
今まで一言も口を開かなかった少年。最後は彼の番でした。
「…西丈一郎。中学生」
15:名無しNIPPER[sage]
2015/07/19(日) 01:23:55.82 ID:jz51FVYqO
世もまつ・・・
16:名無しNIPPER[saga]
2015/07/19(日) 02:00:09.91 ID:pI9Uetaa0
穂乃果「えっ?ラジオ体操?」
稲森「この玉から出てねえ?」
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