63:名無しNIPPER[saga]
2015/07/20(月) 19:03:12.45 ID:BE74YMJOO
刀を構え、大男に向き直ります。
とにかくこいつを倒さなければ、穂乃果を助けることはできません。
横目でチラリと穂乃果を見やると、息こそしているものの肩からどくどくと血が流れ、重傷と言える状態のようです。
海未「ふぅっ、ふぅっ…」
剣道の経験はありますが、竹刀と真剣を同じものと語ることはできません。
他者を『殺す』為の道具を握ったことなど初めてでした。
おびただしい量の手汗で、危うく刀を取り落としそうになります。
海未「…穂乃果、すぐに助けます……待っててくださいっ」
動悸が収まりません。
私も山田さん達3人のように死んでしまうかもしれません。
ただそれでも、穂乃果を……
601Res/302.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。