過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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12: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/07/28(火) 15:20:50.44 ID:TZW9l2Ph0
五月雨「はい」

提督「俺も、うん」

そろそろくどいぞ、と自分に言い聞かせる。

提督「好きだ、というわけだ」

五月雨「誰のことをですか?」

提督「性質が悪いぞ五月雨・・・」

五月雨「わからないから聞いたんです」

提督「そりゃあ、お前。五月雨のことをってことだろう。話の流れでわかれよそれぐらい」

五月雨「まぁ、わざとですけど」

提督「だろうな、わかってた」

二人だけで話していた所へ、

扶桑「提督」

後ろから冷ややかな声がかけられた。

扶桑「忘れておいでになっているわけではありませよね?」

提督「お前らの気持ちをどうするのかということだろうが・・・、どうしよう」

扶桑「別にもう皆さん五月雨と提督のことはわかってらっしゃったんですし、今更抵抗するようなことはしないと思います。ですが私の言いたいのはそこではなくて」

提督「・・・なんだ?」

扶桑「誰かを贔屓にするわけにはいかないといってきた提督が、五月雨に恋心を抱いていたというのは大問題ですよ」

提督「あんれぇ・・・、俺そんなこと言ってたっけ・・・」

扶桑「あなたが覚えてなくても私たちは覚えてます」

提督「・・・」

先から顔面トマトのままの五月雨を顔を見合わせる。

提督「重婚するわけには行かないから・・・」

提督「(おそらくこれまで通りやれば、皆不満はあるだろうが割り切ってはくれる、ということなのか。扶桑の言うとおり自分の言動をいかに処理するかが問題か・・・)」

少し考えると、簡単に解決法は思いついた。

提督「俺が贔屓にするわけにはいかないって言ったのは皆が納得というか、割り切ってくれないだろうと思ったわけなのであって、扶桑の言うとおりなら、俺は誰かを贔屓にするのに遠慮しないというわけだ」



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