過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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145: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/08/27(木) 00:14:28.57 ID:P9BYkI/+0
小規模投下です。


八月二十六日。舞鶴鎮守府作戦会議室。午前十時。

提督「司令部の偵察機が昨日敵情への威力偵察が行われた」

南鳥島が拡大された地図を広げた。

提督「ここには」

南鳥島の日本から見て反対側になる当たりまでに円を描いた。

提督「おそらく舞鶴と呉の航行ルートを読まれたの可能性もあるが、島全体に均一に防衛網が敷かれている。防衛艦隊は島から100kmほど離れていたとのことだ」

赤城「提督、私の見間違いでなければ前回と縮尺は同じですよね。島の大きさが違う気がするのですが」

提督「・・・今話そうと思ってたところなんだが、どうやら以前要塞砲などを発見した偵察部隊と、今回の偵察報告に関して齟齬があってな。島の大きさがかなり違う」

赤城「元の南鳥島より十倍ぐらい大きくなってますよね?」

五月雨「なんだか縮尺が違うだけかなって思ってました」

提督「最初の構想は舞鶴を海岸に揚陸させて突撃する予定だったんだが、高さ10mぐらいの防波堤が築かれているようだとのことで今の揚陸方法に落ち着いたんだ」

赤城「敵基地が大きくなっているということは、敵の戦闘機の数も・・・」

提督「ああ、尋常じゃない数だ。正直言えば未知数なんだが、とりあえず呉の464機の烈風で様子を見る」

提督「南鳥島に関する情報は今述べた通りだ。本作戦は呉との共同作戦になる。呉鎮守府の空母が制空戦闘機の烈風を、舞鶴が彗星を満載して強行突破をかける。全満載機398機の内、二百機が焼夷弾を搭載、残り百九十八機が爆弾を積んでもらう」

赤城「了解です」

提督「編成を発表する。
   第一艦隊、旗艦五月雨、涼風、暁、響、電、雷。
   第二艦隊、旗艦白露、夕立、春雨、村雨、時雨、秋月。
   第三艦隊、旗艦赤城、加賀、大鳳、隼鷹、飛鷹が中央に複縦陣、各艦距離200m。第二、第三は第一艦隊周辺に距離1500mを保って三十度ごとに並んでくれ。第三警戒航行序列だ」

五月雨「わかりました」

白露「それで、提督はどうやって突撃するの?」

提督「それは今工廠と話し合っている最中なんだよ・・・」

五月雨「あの・・・、そのことなんですけど。舞鶴が要塞砲に迎撃される可能性は?」

提督「要塞砲がどうやって動いているかは神のみぞ知る、だ」

五月雨「・・・え?」

提督「飛行場姫を倒して要塞砲が沈黙すれば俺らの勝ち、沈黙しなければ俺らの負けだ」

五月雨「ちょっと待ってください!それじゃあ提督、舞鶴が撃沈される可能性もあるってことですか!?」

提督「まぁ・・・、そうだな」



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