過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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156: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/08/27(木) 00:20:05.01 ID:P9BYkI/+0
一五○○。敵地まで421m。

赤城「損耗機が三百機を超えました!もうこれ以上はいくら命令といえど爆撃許可を出すわけには行きません!さっきから無線が通じないんです!」

そう言う赤城の声は懇願に近かった。

提督「もう突撃を開始するしかないか・・・っ」

赤城「待ってください!まだ撃破出来たかどうかもわからないんですから!」

その時、通信が突然復旧した。

搭乗員B「聞こえるか!応答してくれ、頼む!」

赤城「どうしたんですか、一体今まで何を!」

搭乗員B「わからない、今上空4000mまで上がってようやく無線が通じたんだ!何が起こってるんだかわからん!」

搭乗員B「とにかく、敵飛行場姫の全艦載機のうち2/3を発艦前に撃破した!にしてもありゃあ艦載機じゃないな!」

搭乗員D「どこに推進装置がついてるんですかね・・・」

搭乗員C「南鳥島の飛行場滑走路はもう使い物になりません。残るは要塞砲のみです」

その一言で提督は決断した。

提督「機関長、過負荷制限装置を解除しろ」

機関長「提督!?」

提督「五時間だけ持たせろ。航海長、突撃を開始する」

航海長「・・・っ、了解!」

五月雨「まだ目標まで400km以上もあります!敵の増援が来ますよ!」

提督「敵の増援が来る前に着けばいい」

五月雨「作戦通りにしてくださいッ、提督、お願いですから!ダメぇッ!」

提督「針路、南鳥島。舞鶴、機関過負荷全力前進!強襲行動を開始するッ!」

航海長「了解!過負荷全力!針路南鳥島!ヨーソロー!」

長月「あの馬鹿は独断で何勝手に始めようとしてんだ!」

ガクンと舞鶴が揺れ、出力試験の時とは比べ物にならない軋みとともに指揮艦は特攻を開始した。



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