過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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192: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 00:57:14.67 ID:PNQw5tuQ0
提督「通常弾頭もあるんだが、まぁ使うわけないだろうな。費用対効果が悪すぎる」

大津「・・・さっきから私除け者にして何話してるのよ」

大津が不満げな様子で話に割って入った。
以下略



193: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 00:58:05.47 ID:PNQw5tuQ0
九月八日。舞鶴鎮守府工廠。午前九時。

技主「外郭と、内部設備の修理は完了しました。兵装の修理ももう間もなく終了します。それと、突然で申し訳ないのですが、提督」

提督「ん?」
以下略



194: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 00:58:45.49 ID:PNQw5tuQ0
移動。舞鶴鎮守府執務室。電話にて。

先生「演習の依頼か?」

電話を替わるや、先生は開口一番そう聞いてきた。
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195: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 00:59:36.16 ID:PNQw5tuQ0
時間経過。同所。

技主「41cm徹甲弾が艦体前面から鋭角で突入した後蒸気タービン部品まで貫通。修復は困難を極めている状態で・・・。ええ・・・、はい、そうです・・・」

じりじりと待つこと約20分。
以下略



196: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 01:01:40.61 ID:PNQw5tuQ0
九月九日。舞鶴鎮守府執務室。午前八時。

提督「大津、これを工廠に出してきてくれ」

ガスタービン開発に関する資材使用の許可証を差し出した。
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197: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 01:02:46.21 ID:PNQw5tuQ0
移動。舞鶴鎮守府屋上。

大津「舞鶴ノ補修工事ノ終了目処ガタッタミタイ」

目的地に一直線、ではなく、大津は鎮守府の屋上に出ていた。
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198: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 01:03:58.39 ID:PNQw5tuQ0
移動。舞鶴鎮守府工廠。

技士「通信機器の至る所にワイヤー片が・・・。いつまでこんな単純作業続けなきゃいけないんだよ・・・」

通信士「しょうがないだろ。我慢だ我慢。深海棲艦も戦術兵器を使うようになってくるってのはお前だって予想してたじゃねぇか」
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199: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 01:04:43.49 ID:PNQw5tuQ0
呆れた目で技士を見ていた。

大津「・・・そう、邪魔をしてごめんなさい、少し気になったものだから」

技士「いいってことよ」
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200: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 01:05:09.06 ID:PNQw5tuQ0

九月十二日。舞鶴鎮守府工廠。午前三時。

大津は、懐中電灯と溶接機を手に、タービン部分の区画に立っていた。

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201: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 01:05:35.73 ID:PNQw5tuQ0
移動。舞鶴鎮守府屋上。

五月雨「どうぞ」

五月雨からマッチを受け取り、髪に火をつけた。
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202: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/11(金) 01:06:22.47 ID:PNQw5tuQ0
洋上製油所。午後四時三十一分。

防諜長が、工場長の扉を押し開け飛び込んできた。

防諜長「緊急です。理由はわからない、何をするかもわかりませんが、突然の暗号通信を傍受しました。その通信での最後の大津の応答が作戦開始命令に対する了解返答であると判断。舞鶴鎮守府に直ちに連絡を入れてください」
以下略



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