過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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234: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/09/25(金) 17:21:45.62 ID:pGkIPG3l0
九月十九日。舞鶴中央綜合病院。午前八時。

白露「提督ー」

夕立「怪我はもう大丈夫っぽい?」

白露と夕立の二人が、朝早く病室に入ってきた。

提督「あと一ヶ月はこのままにしていてくれと言われたよ」

夕立「右腕はもう治らないっぽい?」

夕立が、提督の右半身を見ながら言った。

提督「まぁな、さすがにまた生えてきたりはしないだろ」

白露「提督が病院に運ばれ後五月雨がさぁ、またうるさくって・・・」

容易に想像することができて、思わず笑ってしまった。

提督「左でものを書く練習をしないといけなくなるだろうなぁ・・・」

それきり話が止まってしまったので、提督が思い切って聞いてみることにした。

提督「なぁ」

白露「?」

提督「どっか行きたいところとかないか?」

白露「行きたいところ?」

夕立「・・・それこそ、五月雨と行ってきたほうがいいっぽいよ?」

提督「お前らは、行きたいところないのか?」

白露「そりゃあありますけど・・・」

提督「お前らまで五月雨五月雨なんて言い出さないでくれよ。実際、五月雨と結婚してから他の娘と話す機会が減ってるのは事実だ。遠慮なんてしないでくれ」

提督「それに、こんなのは全ての部下に平等に接するという俺の信条に反するからな」

夕立「んー・・・、じゃあアメリカに行きたいっぽい!」

提督「それは無理だ。国内にしてくれ」

即却下した。

白露「じゃあじゃあ、帝都に行きたい!」

提督「東京・・・、それこそ何もすることなくないか?何かしたいことでもあったりするの?」

白露「ううん、見てみたいだけ」

提督「そうだな・・・、わかった。退院できるようになったら皆で行こうか」

白露「ほんとに!?」



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