過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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66: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/08/08(土) 15:19:13.65 ID:TutUsSa50
移動。舞鶴鎮守府執務室。

先生「実を言えば大分大した用事だ」

提督「でしょうね」

先生「すぐに本題に入らせてもらう。南鳥島に大本営が目をつけているのは知っているな。いやいい、私はこっちに座る」

提督の席を促されたのを断り、先生は執務机の反対側、提督の真向かいに座った。

提督「はい、そのことについて一度赤城と話したことがあります」

先生「今のところ横須賀と呉しか知らないことなんだが、南鳥島の奪還が最優先目標に据えられた」

提督「作戦名は?」

先生「今度の総会議で決まる。お前はどう思う」

提督「正気の沙汰ではないですね。今の時期、というか今の時代、南鳥島までの距離だけでも地獄です。着くころには、よしんば轟沈艦が出ていないとしても大破艦がでるのは免れ得ないと考えます」

先生「あぁ、それは私もまったく同意見だ。だがな、既に決まってしまった」

提督「・・・嘘ですよね?」

先生「横須賀鎮守府が先陣を切って敵の防衛線を砕き、後に我々が続くことになっている。大湊はその部隊の護衛だ」

提督「佐世保と呉と舞鶴は」

先生「佐世保は切り込み隊の一員だ。佐世保と舞鶴は、側面攻撃を仕掛けることになった」

提督「・・・」

先生「龍花?」

一転して、提督の目は怒りに染まっていた。

提督「そんな馬鹿な話がまかり通っていいはずが無い。舞鶴は一艦隊で敵、飛行場姫に有効打を与えられるほど戦力は充実していません」

先生「その事は私も進言した」

提督「だったらどうしてッ!」

先生「決定事項、なんだ」

提督「・・・決行はいつですか」




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