過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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76: ◆RO/TgQj9wk[saga]
2015/08/08(土) 15:24:36.34 ID:TutUsSa50
時間経過。舞鶴鎮守府食堂。午後一時。

提督「皆に伝えなければならないことがある」

食器類を片付け終えたのを確認すると、提督は通る声で言った。

ビスマルク(それって、さっきの?)

問いかけに軽くうなずきを返す。

椅子を立ち、皆に見える場所まで歩いていく。

提督「これから四ヵ月後に作戦が発令されることになった」

それを聞いた先生が慌てて提督に声をかける。

先生「待て、まだ公式発表は許可されてないぞ」

提督「舞鶴ならなおのこと、早めに準備を始めなければなりません。一々許可など待っている暇は舞鶴にはありません」

先生「・・・そう、だな」

白露「作戦?近海掃討作戦でも発令されるの?」

提督「皆、南鳥島のことは知っているか」

加賀「確か、日本最東端にある島のことね」

加賀が、静まり返った食堂で口を開いた。

提督「あそこが敵領地であることを知らないものもいるだろう。まずはそこの話からだ」

提督「長らく大日本帝国は、戦後にあそこに航空隊を置き、自国防衛の基地としてきた。だが、具体的な日時は不明だが、深海棲艦の出現により防衛基地としての効力は失い、すでに敵飛行場姫の直轄地と化している」

日本に届いてもおかしくないすぐ近くに、敵領地が存在することに皆がどよめいた。



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