過去ログ - 姫「そっきん!」 側近「如何なさいましたか?」
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1: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:18:22.95 ID:1hfjKMV6o
姫「おはよう!そっきん!」

側近「おはようございます、姫様」

姫「そっきん!」

側近「如何なさいましたか?」

姫「だっこ!」

側近「恐れ入りますが姫様、まだ朝の5時前です」

姫「だって、めがさめちゃったんだもんッ」

側近「だからといって休日に気持ちよく寝ている私をだっこのために起こしに来たのはどうかと…」

姫「いいじゃん!だっこ〜!!

側近「わかりました、わかりましたから大きな声を出してはいけません」

姫「はやく〜ッ!」

側近「ふぅ……」ヒョイ

姫「んふふ〜♪」ダキッ

側近「…よいですか、姫様」ヨシヨシ

側近「両陛下が外出中でお寂しいのは分かりますが、姫様はもう5歳でございます」

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2: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:22:38.08 ID:1hfjKMV6o
側近「いや、一般的にまだ幼い姫様には酷かもしれませんね」

側近「ですが、来年には王族として神の洗礼の義も控えております、古より勇者様の手によって築き上げられたこの国の…ん?」

姫「ん…ンくぅ…」スヤスヤ
以下略



3: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:27:20.22 ID:1hfjKMV6o
侍女「お待たせ致しました」

側近「ありがとうございます、よいしょ」

侍女「ああっ、いいですよ、私が着せますので…。
以下略



4: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:29:38.46 ID:1hfjKMV6o
- 城内 中庭 -

側近「うーん、城内の木もすっかり葉が落ちてしまいました、ますます寒くなりますね」

老人「おお、側近ではないか!」
以下略



5: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:31:26.96 ID:1hfjKMV6o
側近「平和ですね」

大魔導老師「平和じゃ」

??「おや、お義父さん、朝の散歩ですか?」
以下略



6: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:32:51.77 ID:1hfjKMV6o
大魔導老師「馬鹿を言え、久々に孫の顔を見れるんじゃ、おちおち寝ておれんわい」

側近「今日は皆様、ご自宅に帰られるのですか?」

看護部隊長「ええ、もう3ヶ月も娘の顔を見てませんもの」
以下略



7: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:34:46.67 ID:1hfjKMV6o
魔闘士団長「おはようございます、姫様」

看護部隊長「はい、おはようございます、姫様」

大魔導老師「おお!おはよう姫様!しっかり挨拶ができて偉いのぉ」ナデナデ
以下略



8: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:36:38.12 ID:1hfjKMV6o
側近「あ」
魔闘士団長「おや」
大魔導老師「およ」
看護部隊長「あら」

以下略



9: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:39:58.47 ID:1hfjKMV6o
- 城門前 -

側近「というわけで、何かあれば伝書鳩をお願い致します。
私も含め、お歴々も一緒なので、心配はないかと思いますが」

以下略



10: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:41:47.06 ID:1hfjKMV6o
大魔導老師「あーよいよい、かしこまるな!
わしらはオフじゃぞ、ホリデイじゃ、バケーションじゃ」

衛兵A「はっ!し、失礼を…ッ」

以下略



11: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:43:21.12 ID:1hfjKMV6o
側近「油断はいけませんよ、雑菌が入れば大事になりかねません。
ここの警備が終わったら医務室へ行きなさい」

衛兵C「きょ、恐縮ッス…」

以下略



12: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:44:51.00 ID:1hfjKMV6o
大魔導老師「そうじゃの、じゃあ参ろうか、皆の者」

魔闘士団長「そうだね、それではよろしく頼むよ」

看護部隊長「お身体に気をつけて、奥様によろしくね」
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13: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:46:59.34 ID:1hfjKMV6o
衛兵A「そう簡単にくたばるつもりはねーさ。
お前も同じだぞ?もうお前だけの命じゃねーからな」

衛兵B「へへ、肝に命じておきます。
それより、ここ交代したら飯食いにいきましょうよ、嫁に土産も買いたいし。
以下略



14: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:52:22.55 ID:1hfjKMV6o
城下町 - 雑貨・土産物通り

姫「わぁぁぁぁぁ♪」キラキラ

側近「姫様、私の手を離してはいけませんよ」
以下略



15: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:54:59.59 ID:1hfjKMV6o
看護部隊長「あ、ちょっとお父様!」

魔闘士団長「なぁ、僕らも本屋を見ていかないかい?
民間に出回っている魔法書もバカに出来ないからね。
たまには自分で眺めてみたいんだ」
以下略



16: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:56:37.07 ID:1hfjKMV6o
姫「おしろのほんは…むずかしいの」シュン

側近「なるほど」

側近「(確かに、厚さもほどほど、文字は控えめでよくまとまっていますね)」
以下略



17: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 19:59:46.04 ID:1hfjKMV6o
魔闘士団長「ああ、城の書庫にあるのは歴史書や文学書ばかりだからね。
良い選択だね、側近くん」

側近「恐縮です。
お二人は何か良い本がみつかりましたか?」
以下略



18: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 20:01:09.77 ID:1hfjKMV6o
本屋の店主「はい、ありがとね。
んー、20G頂戴しますよ」

側近「姫様、これを御店主に」チャリン

以下略



19: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 20:03:50.06 ID:1hfjKMV6o
- 城下町外れの住宅街 -

大魔導老師「おーい、帰ったぞい!!」

執事「これはこれは大旦那様に奥様! …あと婿殿」
以下略



20: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 20:06:15.57 ID:1hfjKMV6o
ソフィア「ふぇ…ふぇぇ…」ジワッ

看護部隊長「ちょっと!落ち着きなさい! 姫様が怖がってるでしょ!」ヒメサマヨシヨシ

姫「ヒック…」ガマン
以下略



21: ◆6sHOcLIBYQ[saga]
2015/07/19(日) 20:08:42.88 ID:1hfjKMV6o
カーリア「うん!」

看護部隊長「良い子にしてましたか、カーリア?」

カーリア「うん!いっぱいほんもよんだよ!」
以下略



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