過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」
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347: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/05/08(日) 00:24:01.76 ID:klf2/hE40



アイドルたちに、奉仕部の二人に、ようやく友達と呼ぶ事が出来た、あいつらに。

背中を押して貰って、俺はここにいる。



八幡「俺は、俺が思ってるより恵まれてるらしい」

千早「ふふ。それに気付けただけ、良い事だと思うわ」



違いない、と。俺もつられて苦笑する。



その後いくつか言葉を交わし、あまり長話も良くないので会話を切り上げて事務所内へと戻る。
一応俺は社会科見学に来てる身だしな。勉強させて貰わなければ意味が無い。時計を確認すれば、もう既に7時近くになっている。早いもんだ。

プロデューサーさんの隣の席へ戻ると、彼は資料を整理しつつ俺に尋ねてきた。



P「どうだ? アイドルの子たちとは親睦は深まったかい?」

八幡「まぁ、それなりに。……というか、訊くのそこなんすね」



普通はこの場合、見学した感想を訊く所じゃない? 確かに知ってる内容も多いとはいえ、本命はそこだしな。大変勉強になりました。



P「あはは、ごめんごめん。君ならそっちの心配はいらないと思ってさ」



それは暗に俺の対人関係の方が心配という意味だろうか。 大 正 解 ! 確かに俺も心配だったよかなり。本当に皆良い子で助かったー!

けど、仕事関係は心配要らないというのもまたえらい信用されっぷりだな。別に一緒に仕事したわけでもないというのに。



八幡「そんなに俺、仕事出来るように見えますかね」

P「見えるというか……実際に、実感した事はあるからね」

八幡「はい?」



俺は何のこっちゃと首をかしげるが、プロデューサーさんははぐらかすように恍ける。「同じプロデューサーとして見えるものもあるのさ」と、結局詳しくは教えてくれなかった。

もしかして、仕事中どっかで会った事あんのか? いや、さすがに気付くだろうし、それは無いか。





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