過去ログ - 海未「海の日ですね」ことり「そうだね!」
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1:名無しNIPPER
2015/07/20(月) 10:38:47.47 ID:jJmn0yKU0
そう私に答えたことりは依然として、グッタリと縁側に寝そべっていた。

夏休み前のなんともいえない祝日の日。

お盆の上で、2つのコップに入った麦茶に浮かぶ氷がカランと音を立てた。

海未「はしたないですよ、ことり」

家には今、私とことりしかいないとはいえ、縁側から足をダランと伸ばすことりをたしなめる。

ことり「明日は学校かぁー」

足先に引っ掛けて、ことりは可愛らしいサンダルで、不規則なリズムでペタペタと音を立てる。

海未「人の話を訊きなさい」

足の爪に塗られた色とりどりの装飾が、太陽の光を反射してキラキラと眩しい。

麦茶を差し出すと、寝そべったままことりが受け取る。

ことり「ありがとう」

その器用さがことりらしくて、でも、普段のことりとは少しかけ離れててる気もする。

海未「せめて、飲み物を飲むときくらいは起き上がってくださいよ」




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