25:フツカヨイ ◆bJCLMRLtrM[saga]
2015/07/25(土) 22:51:55.50 ID:FaQC2Jtr0
アーカム「招待状を渡したいそうだ……是非、受け取って頂きたい」
ガシッ……
アーカムはそう言って事務所の机を掴むと、そのまま上へ放り投げた。
ガタッ!!
ダンテ「ちっ……」
ダンテは机が放り投げられるよりも先に、椅子から飛び上がる。
ガシャアアアンッ!!
スタッ……
ダンテは床へ落ちた机の上へ飛び乗る。
そして、その机の上から弾き飛ばされて落ちてきた愛用の銃――『エボニー』を右手でキャッチする。
指でその銃を回転させると横持ちして構え、店の中へと銃口を向ける。
だが、そこにはもうあの男の姿は無かった。
ダンテ「……Huh、招待状ね?」
ダンテはそう言いながら銃をしまい机から降りると、落ちてきたピザを左手でキャッチする。
そして、そのまま再びピザを頬張ろうとする。
――が、その時だった。
ガシャアアアアアンン!!
グシャグシャグシャア!!!!
周りの空間がガラスのように割れ、鎌を持った大量の悪魔がその鎌を次々にダンテへ突き刺す。
その様子を一体の悪魔が「やった」と言わんばかりにニヤケながら見つめる。が。
ブォン……
ガシャァァアアン!!
その悪魔は誰かの右腕によって吹き飛ばされる。
――その右腕は、ダンテの腕だった。
61Res/58.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。