26:フツカヨイ ◆bJCLMRLtrM[saga]
2015/07/25(土) 23:05:37.63 ID:FaQC2Jtr0
クルクルクル……
その右手には先程吹き飛ばされた悪魔の頭蓋骨、ドクロがあり、彼はまるでそれをバスケットボールのように人指し指でクルクルと回した。
スタスタスタ……
彼は鎌が刺さったままの体で歩み出す。
大量の悪魔がその様子に恐れをなして鎌を手放す中で、一体だけ手を放さなかった悪魔がダンテの足下を情けなくずるずると引きずられる。
ダンテはそれを気にせず正面に置いてあるジュークボックスへ向かう。
ダンテ「……フンッ!」
バコッ!!
鎌悪魔「ア"ゥ!」
ドガァ!!
いい加減うっとおしく思ったのか彼は左足で悪魔を蹴りあげ、後ろにいた悪魔の群れへぶつける。
そのまま手に持っていたドクロを、背を向けながらその悪魔の群れへ放り投げた。
悪魔達「ア"ァァウウ!!」
悪魔の群れは声を上げ砂煙と共に消える。
彼はそんな声など聞こえていないのか歩みを止めず、床に落ちたピザを1ピースだけ左手で拾い上げる。
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