過去ログ - 古泉「あなたは僕が守ります」まどか「…古泉くん」
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6:名無しNIPPER
2015/07/25(土) 20:42:02.72 ID:GhLn9gR50
初夏の日差しと長い坂道のせいでうっすらとにじんで来た汗をぬぐいつつ、僕は広い校庭を見回した。
どこに何があるのか覚えるだけでも苦労しそうだ。
とりあえず、大判の封筒で送られてきた書類にあった校内の地図と見比べながら、
ひとりで歩いてみていると、中庭に人影を見つけて足を止めた。
大きくも小さくもない、ほどほどの大きさで青々と茂る木を見上げているのは、桃色の髪の少女だった。
思わず目を奪われるような小柄で愛らしさを持った彼女は、その木に何か思い入れでもあるのだろうか、熱心に見つめ続けている。
孤児で田舎育ちの僕は、都会の子って何か不思議な感じだなぁなんて妙な感心をしながら彼女を見つめた。


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