過去ログ - 男「貧乏神といる毎日」貧乏神「なのじゃ!」
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67: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:08:11.69 ID:e5+lYoG20
男「……」

貧乏神「……」

男「なぁ、聞きたいことがあるんだけど」
以下略



68: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:10:56.99 ID:e5+lYoG20
貧乏神「ふむ、それでは軽く妖怪の出生についての説明をするがよいかな?」

男「しまった、面倒くさそうな話題振っちまった」

貧乏神「まぁよい、聞け。ワシら妖怪は何とも曖昧な存在でな。その生まれ方は大きく分けて四つあるのじゃ」
以下略



69: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:12:07.05 ID:e5+lYoG20
貧乏神「妖怪は人々の記憶から忘れ去られたときに本当の死を迎えると言われておる。まぁ実際私はそれを見た事が無いから真偽不明じゃが」

貧乏神「しかし、形無き場所から生まれた私はこれに近い。人の持つ感情を糧として存在する以上、それが必要不可欠なのじゃ」

貧乏神「じゃから、何も知らん主様をだまくらかして憑りついて延命を……よし、まて、構えるな!悪かった!!悪かったと思っているから今話しているのじゃ!!」
以下略



70: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:13:17.43 ID:e5+lYoG20
男「ていうか、死にそうな状況になるくらいならとっとと他に親しい奴に相談すればよかったじゃねーか」

貧乏神「親しい者は皆妖怪かくたばりかけ年寄りばかりじゃ。妖怪には憑りつけんし、爺婆はなんだか悪いじゃろ」

男「ん?そういや、前まで憑りついていた人間が居たって事だよな?その人は?」
以下略



71: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:14:34.74 ID:e5+lYoG20
男「ひょっとして、アパートの母屋に入ろうとしないのってそれが原因か?」

貧乏神「ギクリッ!き、気づいておったのか?」

男「もう半月立つんだぞ?流石に気が付くよ」
以下略



72: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:15:56.25 ID:e5+lYoG20
貧乏神「まぁよい、とりあえずお主に憑りついた理由は話したぞ。暇は潰せたじゃろう」

男「おっと、もう家についたか」

貧乏神「にゅふふふ、主様よ、その500円大切にしろよ。滅多にない貧乏神の恩返しなのじゃから」
以下略



73: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:16:33.68 ID:e5+lYoG20

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74: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:17:13.56 ID:e5+lYoG20
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75: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:18:10.94 ID:e5+lYoG20
貧乏神「いやー!やはり部屋が狭いと空調も効きがよいのぅ!」

男「エアコンの真下で仁王立ちするな、ハウスダストとかで喉やられるぞ」

貧乏神「私はそんなやわではないわ!そもそも私は夏が嫌いなのじゃ!時雨という名前がそれを物語っておるじゃろう!」
以下略



76: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:19:30.29 ID:e5+lYoG20
貧乏神「いたたた……まぁ主様の作るご飯は美味しいから私も文句は言わんのじゃ」

男「言った瞬間今度は蹴り飛ばすがな」

貧乏神「ドメスティックバイオレンスめ……本当に妹がおる奴の行動とは思えんぞ!」
以下略



77: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/07/27(月) 01:20:37.43 ID:e5+lYoG20
地獄鳥「悪い、邪魔するぞ!」ガラガラ

男「お!」

貧乏神「具材じゃ」
以下略



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