104:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/01(土) 02:25:51.37 ID:ad+9q9c50
QB「マミみたいな魔法少女は珍しいと思うよ、普通は損得を考えて動くからね、使い魔を優先的に倒す魔法少女なんてほとんどいないよ」
まどか「使い魔?」
QB「使い魔は魔女から分裂した分身体みたいなものだよ、最初は小さな力しか持っていないが成長すると分裂元の魔女と同じになるんだ。ごく一部の魔法少女はグリーフシードを手に入れるために使い魔に人間を食わせ魔女に仕立て上げているんだ」
まどか「そんな… 酷い…」
マミ「………魔法少女同士が協力して戦うなんてことはほとんど出来ないわ。グリーフシードの取り合いにもなっちゃうし…」
マミ「だから私は鹿目さんのことを聞いたときは嬉しかったのよ、もしかしたら一緒に戦ってくれる子ができるかもしれないって思って」
まどか「マミさん…」
マミさんは湿っぽい話になっちゃったわねと言いながら少し寂しそうな目で遠くを見ている。
マミ「でもね、魔法少女にどうしてもなってほしいってわけじゃないのよ? ケガだってするし普通の子みたいに遊んだり、恋をしたりなんて出来ないし…」
マミ「………ごめんなさい、こんな話するつもりじゃなかったんだけど………」
この話はおしまいと言い、マミさんは笑顔を作る。
その後しばらく無言で歩き、私はマミさんと別れた。
私はマミさんの寂しげな顔がどうしても忘れられなかった。
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