447:名無しNIPPER[saga]
2015/08/29(土) 02:40:41.62 ID:8Vr6ePYe0
杏子(守る… 言われて気がついた。無意識のうちにコイツをどうにかしてやりたいと思ったのか?)
杏子(コイツは昔のアタシに似てるんだ。他人のために何かをしようとして何もかもを失っちまったアタシに…)
杏子(コイツと会ってからずっとコイツは他人のために何かをしている、あの青い奴を助けたり、アタシにも助言をしたり…)
杏子(あのバケモンと向き合ってすら魔女に操られているとか馬鹿なことを言っていた。お人よしの馬鹿野郎… これ以上間違い続けたらコイツは… チッ、本当に見てらんねぇ)
ほむらに対する思いを少しずつ自覚していく杏子。
その時、ワタリが食事を持って部屋に戻ってきた。
ワタリ「お待たせいたしました。お食事をお持ちいたしました」
杏子はワタリの持ってきた様々な料理に目を奪われた。
L「!」
L「せっかくですし、食事くらいしていかれたらどうですか?」
杏子「…食い物は粗末にできねぇ、いただくよ」
L「おっと、タダでとは言っていませんよ? 御代はそうですね、魔法少女の情報でいかがでしょうか?」
杏子「………テメェ」
L「朝日君、パスです」
ライト「………佐倉さん、こちらの質問に答えられないものは答えなくてもいいので何とかお願いできませんか?」
杏子「…それを食い終わるまでなら答えてやる」
Lはワタリに目配せして料理を追加するように指示を出し、食事会が始まった。
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