過去ログ - 高森藍子「蓮の華と鈴の音が、小さな小さな花へと届く」
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210:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:19:51.66 ID:VO+OL6Fp0
――数日後 事務所――

歌鈴「えーっと、んーっと……こ、コラムって難しいんですね……巫女のことを簡単に説明しろって言われても……」

加蓮「ずずーっ……なんかこのお茶、渋くない?」
以下略



211:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:21:05.81 ID:VO+OL6Fp0
藍子「あはっ、歌鈴ちゃんに影響されちゃったのかもしれませんね」

加蓮「私が激辛カレーを毎日持ち込んで辛党に矯正してやるっ」

藍子「か、辛いものはできればあまり……」
以下略



212:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:22:06.06 ID:VO+OL6Fp0
加蓮「ん……ここんところもっと説明してみたら? 巫女服にはいろいろあるってところ。女の子なら興味持つよ」

藍子「お掃除をしている時のお話なんて、もっと書いちゃってもいいかもしれないですね。ほらっ、前の雑誌で、歌鈴ちゃんと言えばお掃除ってなっていましたから」

加蓮「家の掃除をしてほしいランキング第3位だってね。代わりに窓ガラスが破壊されるけどそれでもいいのかな」
以下略



213:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:23:16.11 ID:VO+OL6Fp0
加蓮「あとこの辺、ちょっとわかりにくいかも。ほら、ネイルのコラムとかでもさ、いきなり専門用語を連発しすぎたらPさんにストップ食らって」

藍子「破魔矢のことは、もっとわかりやすい方が、私だったら嬉しいです。そもそも破魔矢って何なのか、ちょっと難しくて」

加蓮「知ってることを簡単に説明するって難しいよねー。初心に帰る、じゃないけどさ」
以下略



214:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:24:33.12 ID:VO+OL6Fp0
……。

…………。

歌鈴「できたーっ!」
以下略



215:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:25:50.54 ID:VO+OL6Fp0
藍子「はい、お茶菓子です♪」コト

歌鈴「ありがとうございます……はふぅ……」

加蓮「……終わったらレッスンでもって思ったけど、まったりモード入っちゃったね」
以下略



216:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:27:10.86 ID:VO+OL6Fp0
加蓮「LIVEやればいいのに。藍子がLIVEやってるとこ、最近あんまり見てないような気がするなぁ」

藍子「そうですね……。でも、今は……」チラ

歌鈴「すぅ……すぅ……」zzz
以下略



217:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:30:08.21 ID:VO+OL6Fp0
――数日後 事務所――

加蓮「ねえ歌鈴。いつか渡したビー玉、まだ持ってる?」

歌鈴「びーだま……?」
以下略



218:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:31:04.19 ID:VO+OL6Fp0
加蓮「うん、ごめん、それはない」

歌鈴「え?」

加蓮「だってそれ、私の嘘だもん」
以下略



219:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:32:55.16 ID:VO+OL6Fp0
加蓮「あの時って何って言ったんだっけ……そうそう、仕事場で貰ったって言ったんだったっけ」

加蓮「いやほら、あの頃って幸運アイドルとか流行ってたからさ、こういう風に言えば歌鈴も信じこんでくれるかなって」

加蓮「ホントはそこら辺で買った……いや拾っただったっけ? ビー玉をぽいって渡しただけなんだ。うん、ごめんね?」
以下略



220:名無しNIPPER[saga]
2015/07/28(火) 00:34:28.67 ID:VO+OL6Fp0
歌鈴「ううぅ〜〜〜……加蓮ちゃんは詐欺師ですっ。ホントに効果のあるお守りって、たくさんあるんですからね!」

加蓮「ごめんってば」

歌鈴「…………それで、加蓮ちゃんの嘘つきがどうかしたんですか?」
以下略



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