過去ログ - 【安達としまむら】水色の君
1- 20
105: ◆FRtTimAs0A[saga]
2015/08/24(月) 23:20:53.31 ID:oAB2tvIJ0

「こっちですよー」


まだしばしばする目でもぼんやり捉えられる水色の光。便利だなぁ。
光を道しるべに、布団の中へ潜り込む。
薄いタオルケットを隔てて、やわらかな質感を感じる。

どくん。どくん。
心臓が跳ね上がる音がうるさいぐらいに、静かで真っ暗な空間。
まるでわたしの考えていることが全て読み取られてしまいそうな、錯覚にとらわれる。
全てを見透かす、水色の瞳。
口元に、ちょっといたずらっぽい笑みをたたえているように見える。


「・・・なんか、どきどきします」

「ん、かも」


前とは違う。変わったのはわたし?ヤチー?多分両方なのだと思う。
タオルケットの感触とか、二人で真っ暗のなかで寝てることとか、この時間に一緒にいることとか。わたしには全て特別に感じる。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
117Res/66.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice