過去ログ - 【安達としまむら】水色の君
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86: ◆FRtTimAs0A[saga]
2015/08/20(木) 21:17:23.78 ID:m6xwFyq60


「見つかれば、の話ですよ」


少し表情を崩して、柔らかく言葉を紡いでくれる。
言い終わるとそこで息を吸って、真剣な表情になる。


「でも、もしも」

「もしもしょーさんが、わたしと一緒に居たいと言うならば・・・」


そんなの、決まってる。
わたしにはうなずくことしか出来ない。。


「・・・まあ、見つけても、見なかったことにするのだって、やむなしでしょう」


真剣な顔つきのままで。


「え、そ・・・そんなことで、いいの?」


真剣に持ちかけられたアイデアは、拍子抜けもいいところ。


「良くは、ないですが」


そりゃそうだろう。ここに来たそもそもの目的なのに。


「でも仕方ないです。今のわたしなら、そういう優先順位になるのですから」


う。それって。
不意に向けられた、明確な好意にからだじゅうが沸き立つ。



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