過去ログ - ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
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800: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/17(月) 23:12:29.55 ID:LMzppfs/0
2010.08.16 (Mon) 23:34
湯島某所 談話室


キョン「俺の昔話を聞いた気分はどうだ」

ハルヒ「は? なにそれ。別になにも思ってないわよ。ただちょっと思いもつかない人と繋がってたからビックリしちゃっただけ。誰だってそうでしょ。それに、恋人が実は血のつながった妹だったとか、世界一の大怪盗が実は自分の父親だったり、よくある話じゃない。確かに偶然の力には驚かされたわよ、まゆりが、ねぇ。まさかあんたと知り合っていたなんて。でも、こんなのただの偶然よ。ただの偶然に対して宗教的な畏怖を抱くような人間じゃないわ、あたしは。それはただの偶然であって、それ以上でも以下でもないの。スピリチュアルでもオーラでも波長でも守護霊でも共時性でもなんでもないわ! 運命なんてのはね、自分で切り開いていくものなのよ。そうじゃなかったら人間なんのために生まれてきたのかわからないでしょ? それが運命だからって言い訳するのは奴隷根性もいいところだわ! 決定論者も同じよ。今から100年も前にこの宇宙は量子レベルであまねく確率的だってことが指摘されてるんだから。アインシュタインは局所実在論にこだわって変なパラドックスを生み出しちゃったみたいだけど。とにかく、アンタとまゆりが昔知り合いだったってことは確率的には起こって然るべきだし、驚く点なんて無限遠点に至るまでどこにもないの。だいたいあたしが」

キョン「わ、わかったから、落ち着け。いやなに、俺が話したんだから、ハルヒの昔話も聞きたいと思ってな」

ハルヒ「あたしの?」

キョン「お前、佐々木と同じ小学校だったんだろ? その時の話とかないのか?」

ハルヒ「へ?……そうなの?」

キョン「……気づいてないのは知っていたが、キッカケを作ってやっても思い出せないか」

ハルヒ「う、うん……多分、記憶に無いわ。違うクラスだったのかしら?」



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