過去ログ - ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
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856: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:31:23.71 ID:6+zjQOQ+0
そこは、白の空間だった。

床はある。だがあとは無限の白が広がっていた。あれだ、マトリックスで見たことあるぞこの景色。

気温は外の世界とあんまり変わっていないようだが、かと言って汗が垂れるほど蒸し暑くはない。そもそもどうしてそんなものを感じることができるんだろうね。

これが世界外記憶領域ってやつなんだろう。俺は直感的に、走馬灯とか三途の川とかっつー臨死体験はここの景色のことなんじゃないかと思った。

古泉「そうと決まったわけではありませんが、非常に興味をそそられる仮説ですね」

キョン「うわ、急に現れやがって。お前が最初の登場か」

キョン(どういうわけかこいつは北高の制服を着ていた。さわやかスマイルに似合う夏服だ)

キョン(と、今気づいたらいつの間にか俺も制服姿になっていた。どういうことだ?)

古泉「きっと僕たちの服装で最も印象深いものが制服だった、ということなのでしょう。ここは記憶の世界ですからね」

古泉「じきに皆さん揃われると思いますよ。やはりこの空間では僕の超能力が使えるようです」

古泉「以前4月の事件の時に僕は夢が叶うラストチャンスと言いましたが、まさかアンコールが待っていようとは」シュ ボゥ

キョン(古泉の右手に浮かんだ火球を無視してふと背後を振り返ってみると、そこには立方体に区切られた空間が浮かんでいた)

キョン(どういうわけかその中身を見たいと思うだけでルーペのように景色が拡大された)

古泉「まるでアリス症候群ですね」

キョン「……もしかして、俺の脳内モノローグはすべて外に漏れているのか?」

古泉「そのようです」ンフ



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