過去ログ - ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
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863: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 22:07:42.80 ID:6+zjQOQ+0
キョン「それで、お前は何しに来た。どうしてシュタインズ・ゲートへ移動するのを邪魔するんだ」

ハルヒ(黒)「別に、シュタインズ・ゲートとかはどうでもいい。それはあたしが有希を騙すためのフェイク情報」

キョン「宇宙人三人娘を騙した、だと?」

ハルヒ(黒)「情報統合思念体が干渉できる空間に居るあたしが、どうして彼女たちを逆探知できないと思う?」

古泉「どうやら相当意識的に涼宮さんの力を使えるようですね……。しかも僕たちの記憶が既に筒抜けのようです」

ハルヒ(黒)「あたしの意志は、そこのあんたの意志でもある」

ハルヒ「あ、あたし……?」

ハルヒ(黒)「あんたは心の底から願っている。いつまでもSOS団で楽しく過ごしていたいと」

ハルヒ「は、恥ずかしいこと言わないでよ……。まぁ、そうだけど」

キョン「すればいいじゃないか。何が不満なんだ」

ハルヒ(黒)「あと半年もすればみくるちゃんも、鶴屋さんも居なくなる」

みくる「ひっ……。ご、ごめんなさい、あたしだけ3年生で……」

キョン「会いたい時に会えばいい」

ハルヒ(黒)「来年もSOS団は存続できるのかしらね。そんな不安定な状態で」

キョン「おいペシミストハルヒ。そんなまどろっこしい話し方をしてたら口内炎になるぞ。お前の目的をスッパリ言ったらどうだ」

ハルヒ(黒)「簡単な話。いつまでもSOS団で楽しく過ごす方法、それは―――」

ハルヒ(黒)「命の時間を止めればいい。それは永遠に素敵な思い出になる」

ハルヒ「何言ってるのよあたし……やめてよ……」

古泉「……思ったよりヤバい思想の持主みたいですね。この人は今ここで我々全員を殺害するつもりらしいです」

キョン「時間を止めるってんならできればかつて“一日団員”だった三栖丸嬢改めヘンテコ宇宙人もどきの時空間凍結あたりで手を打ってもらいたいね。だいたいこの記憶の世界で俺たちを殺すなんてことは可能なのか?」

古泉「今僕らは肉体を持たない自我だけの存在ですからね、それを切断する能力の持ち主であれば、消滅と言っていいほどに切り刻むことは可能でしょう」

キョン(コイツは一度世界をぶっ壊そうとしたハルヒの進化した存在ってことか。ハルヒの能力が俺たちに刃を向ける日が来るとはね……)



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