過去ログ - 【がっこうぐらし】ゆき「くすんッ……う……あ……うあああ――っん」
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51:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 18:48:33.11 ID:kpEw5TsA0
くるみ「あ、あーごめんごめん!」

みき「……ご、ごめんなさい」

ゆき「ちぇッ、しょうがないなあ。みーくん、くるみちゃん手繋いで戻ろう?」
以下略



52:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 19:00:17.53 ID:kpEw5TsA0
ゆき「私はね、運命の人にもう出会ったよ!」

さほど気にした様子のないゆき先輩にほっと胸を撫で下ろす。
のも束の間。

以下略



53:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 22:13:01.34 ID:kpEw5TsA0
くるみ先輩がからからと笑っていた。
笑わせるのも才能だなって思う。
当の本人はなんてことないのだろうけど。

ここで笑うことがどれほど難しいか。
以下略



54:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 22:22:09.26 ID:kpEw5TsA0
ゆうり「ねえ、くるみ」

りーさんが、くるみ先輩に耳打ちする。

くるみ「?」
以下略



55:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 22:36:20.36 ID:kpEw5TsA0
先輩が大きな声を出したものだから、私もゆき先輩も驚く。

ゆき「くるみちゃん?」

みき「なんでもないと思いますよ」
以下略



56:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 22:47:21.40 ID:kpEw5TsA0
切り替えの早さにたまに驚かされる。
怖いくらい。
ゆき先輩の前ではまるで大人みたいに、冷静さを装う。
いつか破綻してしまいそうな。
そんなままごと。
以下略



57:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 23:19:18.80 ID:kpEw5TsA0
つくづく、現実味が薄れる。この先輩を見ていると。
でも、過食もストレスを発散する手段なのかもしれない。
それとも、生存本能ってやつかな。
食べないと生きていけないし。
強い者には従わないと。
以下略



58:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 23:33:33.39 ID:kpEw5TsA0
割れた窓ガラスはテープで補強しつつ、
画用紙を可愛らしい花の形に切り取ってガラス面に貼り付けた。
なんだかシュールだ。
でも、雰囲気が和らいだ気がする。
やたら外が見えるのも考え物だから。
以下略



59:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 23:45:40.93 ID:kpEw5TsA0
休憩して、片づけて、勉強をして、夕飯を食べて。
私たちはそうしてまた一日を終えた。
夜になった。
今日は、私がゆき先輩に付き添う日だった。

以下略



60:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 23:51:14.10 ID:kpEw5TsA0
全員が眠りについた頃。
ふいに目が覚めた。
泣く声は無い。

体を横向ける。
以下略



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