過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「小ネタ?」ネリー「日和!」
1- 20
11: ◆dIhERAk/UA[saga]
2015/07/30(木) 10:22:19.90 ID:mhGz0lHA0
<大阪暮らしの京太郎 セーラ編>

「ハッハッハッハ」

セーラ「よしよし♪」


冬が明け春が来た4月半ばまだ少し肌寒い時期、公園の一角でセーラが愛犬である犬を構っていた。

大人しく座って待っている犬をセーラは優しくそれでいて少しばかり乱暴なぐらいに撫でる。

わしゃわしゃと撫でられると犬も嬉しそうに身を震わせた。


セーラ「よっしゃ!帰るか」

「ワンっ!」


暫くして体が冷えたのかセーラは、少しばかり体を震わした。

日が落ちたせいか肌寒くなってきたのだろう。

時間的にも夕食の時間帯だ、早めに帰るかと立ち上がると公園の出口へと軽く走った。


「だー……何処だよ!漫先輩の家って!!」

セーラ「うん?」


公園の出口へと着くと何やら頭を抱えている少年と出会った。

頭は不良のように金髪でありながらも愛嬌のある顔のせいか真面目に見えた。

姫松高の制服を着ており、まだ着慣れていないようで汚れにシワ1つなく綺麗だ。

たぶん1年生だろうなとセーラは辺りをつけた。

チラっと見た後、特に話し掛けず隣を通り過ぎる。

何やら嘆いているがセーラの知ったことではない。


「どうすりゃ…時間が…「なぁ…」…え?」


と思っていたのだが、案外自分はお人よしらしい。

少しばかり進んだ所で踵を返し、気づけばその少年に声をかけていた。


セーラ「さっきから何困ってんねん」

「えーと……高校の先輩から歓迎会をやると連絡があったのですが……場所が……」


そういいつつシュンとしメールを見せてくる。

セーラが覗き込み見ると簡潔に 漫の家の店に集合!とだけ書かれている。

あまりに大雑把すぎる内容に些か呆れた、そして何より呆れたのが名前の欄に愛宕洋榎と書かれていた事だ……知り合いだった。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/579.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice