過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「小ネタ?」ネリー「日和!」
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12: ◆dIhERAk/UA[saga]
2015/07/30(木) 10:22:54.21 ID:mhGz0lHA0

セーラ「あー…ご愁傷様」

「ははは……入学してから振り回されっぱなしです」


洋榎にずいぶん気に入られているようだ、洋榎は育ちがいい為か基本気を許した相手以外に無茶振りをしない。

その点で言えばこの少年は好かれている事になる……好きな人を苛めるとか子供かと思ったが…。


セーラ「漫……漫……あぁ、漫屋か」

「知ってるんですか?」


どこかで見た覚えのある名前を頭の中で検索していると1件だけ心当たりがあった。

洋榎達がよく行くお店で後輩の名前と同じ店があるのだ。

間違いなくそこだろうとあたりをつける。


セーラ「帰る遂でにあるし、教えるわ」

「ありがとうございます!」


セーラの言葉に少年は思いっきり頭を下げた。


セーラ「やめーや、大したことやないしな」

「いえいえ、助かりました…これで遅れたら恭子先輩に御でこにペンで…」


何やら不穏な言葉が聞こえた、この少年は年上キラーなのだろうか?

どうやら末原恭子にも可愛がられているらしい、何処にそんな要素があるのかと少しばかりジロジロと見つめる。

セーラの視線に気づいたのだろう、少年は自分の服に何かついてるのかとキョロキョロと見渡した。


セーラ「あぁ…ちゃうちゃう、名前聞いとらんなって」


少しばかり見すぎたらしい、セーラは咄嗟に嘘をついた。


「あぁ……忘れてました、須賀 京太郎って言います、この春から姫松高に通ってる1年生です」

セーラ「ウチは千里山女子3年の江口セーラや、よろしくな須賀」

京太郎「はい」


二人は笑いあいお互いに自然と握手した。

なんとなくだがどうして洋榎と恭子が気に入ったか判った気がした。




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