20:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 19:57:40.63 ID:ZbPG2zyb0
最下層区行きのリフトの道中で熊なのか豚なのか微妙な生物たちや、巨大なコウモリの大群に襲われることになった。
概ねさやかによって倒され、処理出来ない時には私がトラップで補助する。
トラップの扱いはだいたい覚えてきた。
21:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 19:58:54.35 ID:ZbPG2zyb0
ほむら「だいぶ進んだように思えるけれど、まだなのかしら」
さやか「この梯子を登ると公社ラボが見えてくる。ディクの研究施設」
ほむら「ディクって確か今まで戦ってきた相手(モンスター)よね?」
22:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 20:00:12.57 ID:ZbPG2zyb0
〜アプローチ 南側 -1020m〜
公社ラボと呼ばれる建物は廃坑とは違い、馴染みのある病院のように舗装された綺麗な施設だった。
23:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 20:01:19.17 ID:ZbPG2zyb0
誰かの声がする。
『長い、終わりのときが終わった。
24:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 20:02:12.13 ID:ZbPG2zyb0
さやか「ほむら、おい、ほむら」
ほむら「……さやか?」
さやか「はあ? いきなり、フラッと倒れたと思ったら。ねボケてるの?」
25:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 20:03:11.88 ID:ZbPG2zyb0
〜廃棄ディク処理施設 -1020m〜
その先の部屋へと進むと、私は絶句した。
26:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 20:08:43.78 ID:ZbPG2zyb0
さやか「見えた見えた。あれが例の護送用の列車じゃないかな」
ほむら「どこに続いてるのかしら」
さやか「上層区だろうね。あんたも見ておくといいよ。
27:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 20:10:23.50 ID:ZbPG2zyb0
さやか「ねえ、ほむら…あんた…、手柄をゆずる気ない?」
ほむら「えっ?」
さやか「あたしの能力だと…あとは、大きな手柄があれば昇進できる…
28:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 20:46:58.73 ID:ZbPG2zyb0
ドス、ドスドスドスドドドドドッド!!
列車とはなにか別の大地を踏み鳴らすような音が聞こえた。
29:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 20:59:49.82 ID:ZbPG2zyb0
ほむら「こちらも何か飛び道具はないの?」
さやか「銃があるけど、あたしは扱えないし…」
30:名無しNIPPER[saga]
2015/08/02(日) 21:01:37.73 ID:ZbPG2zyb0
弾丸が着弾するまで、時間はかからなかった。
列車の車輪ごと車体は吹き飛ばされ、私は宙へほうり出されてしまった。
さやか「ほむらぁああああああああああーー!」
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