127:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 21:51:19.28 ID:5uQHH2Qt0
咲「ちょっと待って。そのことみんなに伝えなきゃだめだよ」
和「みんな……ですか。でももう残ったのは憧、穏乃、末原さん、あと照さんに一応玄さん、それだけしかいないんですよ。もう犯人は限られてくる」
咲「待って。お姉ちゃんを疑うの?お姉ちゃんがあんな、あんなやり方で人を?」
と咲さんは顔を蒼くして部屋の隅へ行ってしまった。
私は自分の愚かさを悔やみました。仮にそうだとしても、もっとやり方というものがですね……。
私は咲さんのところへゆっくりと近付く。
和「すみません、咲さん。私も部長のことで少しおかしいのかもしれません」
それは大いにありうることでした。
私もいつの間にか末原さんや憧のようになっているのかもしれない。そう疑わずにいられない。
咲さんは振り向いて、私を抱き締めました。
その暖かみは強く心に響いた。この孤独で陰鬱な状況では、愛する人の暖かみが強く存在感を増すのです。
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