142:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/03(月) 00:53:54.31 ID:DnqfYCMQ0
和「ではこの事件の最も難解だと思われた問題ですが、つまり玄さんを誰が、いつ、どうやって刺したかということですが――皆さん笑わないでくださいね」
和「これは玄さんが刺されたとされる悲鳴をあげた瞬間、部長と智葉さんが二階に、他の人が全員一階にいたことから不可能とされました。
でもこれは智葉さんが言うように、そして一部の人が思うように叫んだ瞬間刺されたのでないとすれば、時間に遊びが出来れば、ある程度解決されること――そうですね、憧?」
憧は顔をそむける。
憧が部長と智葉さんに特に疑いをかけているのには気付いていた。
私たち、つまり談話室組は部長たちよりも縛りが強かったからです。
もちろん比較的にですが。
和「でも皆さまは大きな錯覚をしていたんですよ」
憧と部長は怪訝そうにする。
一体何が錯覚なのか。
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