過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
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50: ◆P2J2qxwRPm2A[saga ]
2015/08/05(水) 23:26:59.98 ID:A2J2oZID0
カムイ「お父様の笑い声……?」

ガロン「誰だ、そこにいるのは?」

カムイ「失礼いたします、ただいま到着しました、お父様」

ガロン「カムイか、よし……入れ」

カムイ「はい、失礼いたします」

カムイ(……誰もいない? おかしいですね、誰かと話していたような気がするのですが)

ガロン「よく来た、カムイ」

ガロン「まずは先の戦闘、見事であった。お前の戦いの資質は十分にあると認めざるを得ない。さすがはわが子だ」

カムイ「ありがとうございます、お父様」

ガロン「うむ、してカムイ。お前に新たな任務を与えたい」

カムイ「はい、どのような任務でしょうか?」

ガロン「なに、それほど難しいことではない。お前には偵察任務を行ってもらう。わが国境沿い、今は白夜領となっている場所に、今は廃墟となっている無人の城砦がある。そこに向かい、付近の状況を調べてくるのだ。先に言っておく、戦いは不要だ、ただの偵察でよい――」

カムイ「お父様、私には目がありません。どうやって偵察など」

ガロン「ふん、話は最後まで聞くものだ。これはお前が部下を正しく使えるかを見極めるためのものでもある。部下はお前の目となり脚となる者たちだ。まず、信頼できる従者を一人連れて行くがよい。しかし、それだけでは足りぬだろうから、わしが選んだ部下を一人授けることにする。部下を使って任務を遂行しろ」

カムイ「……わかりました、お父様」

ガロン「うむ、では城門で待つがよい。最高の人材を用意してやろう」




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